パソナキャリア「社員で3年間農業研修」2008/10/24〜転職エージェント比較時事情報


人材派遣業大手のパソナキャリアは、農業に本格参入する。
兵庫県淡路市で市町村が実施している、特定法人貸付事業を活用。
賃借した農地で取り組む。

雇用に関する農業の潜在力に着目したパソナキャリアは、
2003年から就農希望者を対象にした
農業研修、農業ビジネス経営塾「Agri−MBA」など
就農支援事業を行ってきた。

今回、「パソナチャレンジファーム」(2万平方メートル)を確保し、
独立就農を目指す人を3年間の有期雇用社員として採用した。


チャレンジファームは、初年度7人を採用。
近く農作業を開始する。農場は順次拡大する予定で、
来春には1.5倍へと拡大する予定だ。

採用された社員は「農援隊」と命名され、
3年間はパソナキャリアの農場で
働きながら栽培技術や農業経営を学ぶ。


月給は20万円程度を支給し、住居(自己負担あり)も
農地の近隣に用意し、グループ社員と同様の福利厚生を受けられる。
4年目以降の独立就農や農業関連事業で起業する場合は、
パソナキャリア が全面支援する。

パソナキャリアの山本絹子取締役専務執行役員によると、
「農業を目指す人は多いが、個人単位で農地を探すことは
なかなかうまくいかない。

当初3年間は栽培がうまくいかなかったりするケースもある。
半年程度の農業研修ですぐに就農するのは難しい」という。


2008/10/24

引用記事URL
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/189686/
インターネットニュースサイト「iza」より引用


■ コメント


日本の農業は、ご存知の通り自給率がとても低く、
働いている人も高齢化が進んでいて大変な問題となっていますね。

農業をもう少し簡単に仕事として選択できる体制が
必要だと思いますが、パソナキャリアが人材育成を
本格的に開始したのは評価がもてます。

全国規模でも行っていますが、
青森や秋田など東北方面での活動が多いようです。

農業という分野への仕事支援を開始した
パソナキャリア の動向は今後も要チェックですね。


パソナキャリア時事情報一覧


転職エージェントパソナキャリア評判口コミレビュー


転職エージェント比較Toppage(総合ランキング)へ

このエントリーをはてなブックマークに追加