‐「スーパーナース」の転職サポートの強みは何？‐

「転職サポートが看護師さんに特化しているという点と、約20年のサポート実績があるという点です。また、8000件を超える求人数は他社と比べて多いと思います。」

‐求人数が多くとれる理由は？ ‐

「20年の実績があるので認知度が高く、ほとんどはクライアント様からの問い合わせで求人を確保しています。こちらからアクションを起こすのは看護師の方の就職希望が増えて案件数が減ってきた地域に絞って開拓するというパターンの時です。」

‐転職先の情報は気になるところです。求人の病院や施設はどんなところをみてますか？ ‐

「単に求人の条件をお伺いするだけでなく、なぜ求人が出たのか、と聞くようにしています。経営方針なのか、急な退職者が出たのか、産休や育休を取る看護師さんの代わりなのか、事情がそれぞれ違うので伺うようにしています。」

‐スーパーナースの利用満足度調査が92％と高いですね。秘訣は何ですか？ ‐

「スーパーナースには社員看護師が５名以上いて、看護師側に立ってサポートできるので満足度が高いのだと思います。看護師系の人材会社であっても社員看護師がいるところは珍しいと思います。」

‐スーパーナースでは様々な看護師向けのセミナーをしていますね。どんな内容がありますか？ ‐

「ブランクがある方、未経験者向け、上級者向けとあります。セミナー内容は心電図、採血、褥瘡（じょくそ）などで、必要最低限は網羅しています。他にもアロマ研修や介護する方にメイクを施すためのメイクアップ研修などもあります。

スーパーナースに登録してくださった方で一定の条件をクリアした方はセミナー料金を割引価格で受講することができます。」

‐セミナーの評判は？ ‐

「3カ月で100名近い方の申し込みがあるので、手ごたえは感じています。今後、もっと割引率を上げたり、セミナーの数を増やして看護師さんに喜んでもらえるサービスを提供したいと思っています。」

40代で転職は5回までOK?｜転職エージェントにホントのところを聞いてみた

‐登録している看護師さんの特徴を教えて？ ‐

「すぐに求人を紹介してほしいという人と、ちょっと転職を考えている、という人が半々くらいです。ブランクがあるママさん看護師の方は今すぐにというよりは自分の望む条件のところがあれば働きたい、という方が多いです。お子さんが小さいとフルタイムでは働けないので平日のみ、ご自宅から近いところで、という希望を出される方が多いですね。」

‐ママさん看護師の再就職について教えて ‐

「働くお母さんを応援したいという病院が増えています。お子さんが小学生以下の場合ですと非常勤扱いになることが多いのですが、日勤常勤として採用するという病院もあります。特に施設では柔軟に対応してくれるところが多いですね。」

‐スーパーナースに登録する看護師さんはどの年代が多い？‐

「30代の方ですね。これからさらにキャリアアップしたいという方と子育ても落ち着いて再就職を考えてらっしゃる方など、30代はタイミング的にいろいろ変化の多い年代なので。」

‐転職理由で多いのは？ ‐

「人間関係や職場環境、残業の多さですね。他には資格を取りたいので専門病院に行きたいというのもありますね。」

‐どんな人材が求められているの？ ‐

「やはり長く勤めてくれる人ですね。看護師さんは人材不足なので転職はしやすい環境にありますので、転職回数は少ない方が望まれますね。」

‐転職回数は何回までならOK？ ‐

「あまり短期間での転職が続くのは好まれません。3年から5年の勤務経験があれば、回数はそれほど問題ないと思います。例えば40代の方では5回から6回くらいまででしたら転職実績があります。」

‐転職は何歳くらいまでなら大丈夫？‐

「40代半ばの方はまだまだ余地がありますが、50代ですと難しいですね。」

‐転職に成功する人と失敗する人の違いを教えて‐

「知識がありすぎて仕事先を決められない方はなかなか選びきれないですね。ご紹介したときに知人から聞いた話ではこうだった、とかいろんな情報が入り混じって判断できないといった状態になってしまいます。

あとは登録した時点でまだ転職に迷いがある方もなかなか判断がつきにくい傾向があります。

逆に転職に成功する人は明確なビジョンを持っている人です。『こういうところに行きたい』という明確な希望があって、それに合う求人が見つかればすぐに決まります。」

‐たくさんのインタビューに答えていただき、ありがとうございました。‐

スーパーナースは、正社員の転職サポートと期間限定で働く派遣サポートの両方をしています。転職エージェントは、登録者ごとに専任の担当者がつかず、正社員担当、派遣社員担当という形で分かれているのが特徴的です。

常任の看護士を配置するなど、看護師の気持ちを理解する姿勢を感じました。

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